ホームページを作りたい!見積を依頼する前に準備する3つのこと
「自社のホームページを作るために見積を依頼することになったけど、どうしていいかわからない」「見積を依頼する時に必要な情報が何かわからない」「何を決めておけば、最適な見積が手に入るんだろう」「制作を進めたときに、見積金額からずれていかないか心配」とお考えではありませんか?
これからホームページの見積を依頼しようとお考えの中小企業の経営者様やWeb担当者の皆様に向けて、ホームページの見積を依頼するときに抑えるべきポイントをご紹介します。
見積内容を具体的に決める
どのようなホームページにしたいかがわからなければ、具体的な見積をとることができませんよね。詳細には決められなくても、「なぜホームページが欲しいか」から考えて、現時点で必要な項目を書き出してみましょう。
ホームページ制作のときに抑えるポイントについてはこちらの記事で紹介しているので参考にしてみてください。
中小企業のWeb担当者が自社のホームページをつくるときに抑えるべきポイント【4選】
書き出した後は、内容に漏れや認識の違いがないか、社内で十分に検討することが重要です。
ホームページの目的を決める
まず、何のためにホームページを作るかを決定します。
- 会社の事業を紹介したい
- 人材を採用したい
- 商品を紹介したい
- 情報発信をして集客したい
- 広告と連動させて集客したい
- 社内の情報共有ツールとして使いたい
ホームページを作ることになった経緯があるはずなので、目的を思い返してみましょう。何かしらの問題を解決するためにホームページが必要となったはずです。
目的を考えているうちに、「採用もしたいし、集客もしたい」「社内向けにも顧客向けにも使いたい」と目的が増えてくる場合があります。
目的はできるだけ1つに絞るか、優先順位をつけておきます。なぜならば、目的によって必要な要素が違うからです。そしてその要素同士が相反することがあるため、同時に2つの目的を叶えられない場合があります。どちらも中途半端になってしまう可能性があるので、最重要な目的は1つに絞ります。
必要な機能を書き出す
ホームページの目的が決まったら、より具体的にホームページに必要な機能を書き出します。
- 社員紹介を掲載したい
- PDF資料がダウンロードできるようにしたい
- お知らせを発信したい
- メルマガ登録を募りたい
- オープニングにアニメーションをつけたい
- 動画を入れたい
必要な機能で見積額が大きく変わることがあるので、必要なものは最初から伝えておくと、見積金額のブレが少なくなります。
譲れるもの、譲れないものを決めておく
あれもこれもつけたい!と思っていろいろとリストアップしてしまうと、見積金額が高くなってしまいます。
先ほどリストアップしたものを「絶対に必要なもの」「予算内で収まればつけたいもの」「なくても構わないもの」の3種類に分類しておきましょう。
実際に見積を依頼する際は、「絶対に必要なもの」だけが入ったものと、「絶対に必要なもの」と「予算内で収まればつけたいもの」が入ったものの2パターンの見積書を依頼することをおすすめします。見積を複数依頼することで選択肢が増え、社内で協議する際の判断の基準になるからです。
「なくても構わないもの」については、出された見積書を見て、予算に余裕があれば検討するようにします。
予算の上限を決めておく
理想のホームページを実現するのにどれくらいの金額が必要かは、見積を出してみないとわからない部分が大きいと思います。
ですが社内での予算の範囲は大まかに決まっている場合が多いので、上司や決裁者にあらかじめ予算額を確認しておきましょう。制作会社に事前に予算額を伝えることで、予算内に収めるための方法を聞けたり、予算を基準とした見積を出してもらうことができます。
社内で決めた予算より見積額が大幅に高い場合は、そもそも要望と予算が合っていない可能性が高いです。その場合は、予算内では必要な機能のうちどこまで含めることができるかを確認しておきましょう。予算範囲内での見積も依頼しておけば、検討できる範囲が広がり、社内での話し合いもスムーズに行えます。
見積依頼先を検討する
見積依頼する準備ができたら、どこに依頼するかを検討します。
ホームページ制作自体はスキルがあればできる仕事なので、フリーランスから大手企業まで依頼することが可能です。
ではどのような違いがあるか見ていきましょう。
フリーランスに依頼する
フリーランス(個人事業主)の特徴は、なんといっても少ない予算で制作可能な点です。
ホームページ制作は原材料の仕入れなどがないので、ほとんどが人件費になります。言ってしまえば、「知り合いなので格安でやってあげるよ」なども可能です。
ただし、低い予算で依頼するということは、それなりにリスクを孕んでいることも覚悟しなくてはいけません。何かトラブルがあった際に、それだけの対価を払っていないために追求できなくなる可能性があります。
また、フリーランスでは会社のような保証先がないので、連絡がつかなくなったら終わり、というケースもゼロではありません。実際にそういった問題も起こっているのが現状です。
しかし、実力も実績もあり、責任を持って仕事をしているフリーランスの方もたくさんいるので、フリーランスに依頼する場合は実績やクチコミを確認し、信頼できる人を探しましょう。
実績が豊富で、知り合いの紹介だとより安心です。
そんな知り合いはいない、という場合は、クラウドワークスなどで評価をよく確認し、本人とよく話し合ったうえで、信頼できそうな方に依頼しましょう。
制作会社に依頼する
制作会社はフリーランスに比べて予算が高くなりますが、安心・信頼があるのが大きなメリットです。
自社にある程度の規模がある場合は制作会社に依頼することをおすすめします。
制作会社を探すときも、実績やクチコミ、その会社が得意な分野を確認しましょう。自社がECサイトを作りたいならECサイトに詳しく実績がある制作会社を、メディアサイトを作りたいならメディアサイトに強い制作会社を選びます。
制作会社といっても特定の分野に特化した中小企業、幅広く請け負っている大手企業、デザインに特化した会社、格安サイト専門会社など様々な特徴があります。自社の理想や要望にあったところを選んで見積依頼してみてください。
まとめ
ホームページ制作の見積を依頼する前に必要な3点「ホームページの目的を決める」「予算の上限を決めておく」「見積依頼先を検討する」についてご紹介しました。
初めてのホームページ制作、初めてのWeb担当になると、わからないことも多いかと思います。
必要な機能を書き出すのが難しい場合は、プロにヒアリングを通して一緒に考えてもらうことももちろん可能です。
LIFE TIMEでは、そんな方にもイチからサポートさせていただきますので安心してご相談ください。
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